2009年1月13日

チンドンの語義・語源

チンドンの語義・語源のこと

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当たり鉦と太鼓を組み合わせて一人で歩きながら演奏出来るようにした一種のドラムセットをチンドンまたはチンドン太鼓と呼び、チンドン太鼓を用いて路上で宣伝する職業を「チンドン屋」または単に「チンドン」と称する。本稿では、「チンドン」の語を用いず、「チンドン太鼓」「チンドン屋」と記述して楽器と職業を区別する。

「チンドン」は、鉦の「チン」という音と胴太鼓の「ドン」という音を組み合わせた擬音から成立したと考えられるが、十分な用例が確認されておらず、語の成立過程は明らかではない。

「チンドン屋」という言葉は、1878年12月11日の「郵便報知新聞」見出し「チンドン屋よろしく大道飴売」や、1889年10月6日の『東京日日新聞』見出し「条約改正論戦、チンドン屋総出の形」などに見られるように、明治初期から存在した。用例が少なく、その語が意味する対象は明らかではないが、賑やかな状況や弁が立つ者を指すと思われる。

現在のチンドン屋に繋がるものとして「チンドン屋」の呼称が普及しはじめたのは、大正末から昭和初期と考えられ、確認できる用例は、1930年頃からある。当初は、単独で華美な衣装を身につけ、口上を行うことに対して「チンドン屋」の呼称が用いられており、必ずしも三味線、管楽器の演奏を伴わない形態であったと推察される。

チンドン屋を指して、関西では東西屋、関東では披露目屋・広目屋という表現が用いられることがある。東西屋は、大阪の勇亀(いさみかめ)が芝居の口上である「東西、東西(トザイ、トーザイ)」を流用して寄席の宣伝請負を行ったことから広まった。披露目屋は、やはり芝居の口上に由来するという説がある。広目屋は、広告宣伝、装飾、興行などを手掛けた秋田柳吉が起こした会社の名で、依頼に応じて楽隊を派遣したことで楽隊広告の代名詞として用いられるようになった。これらの呼称は明治期から用いられ、昭和初期にチンドン屋へと変化したと思われる


引用『ウィキペディア(Wikipedia)』

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